ITシステムを取り入れている企業にはなくてはならないといわれるシステムアドミニストレータ。
その入門的な入門的なパソコン資格を取るための試験が初級シスアド試験です。
これは情報処理技術者試験の1つです。
この資格試験は経済産業省が実施しています。つまり国家資格ということですね。
企業のIT化が進んでいる現在、IT環境を使いこなすためのスキルへの需要が高まりまして、情報処理試験を受験する人は年間70万人以上にもなり、累計では1000万人を超えています。
国家資格試験は数多くありますが、やはり日本政府もITには力を入れているせいか、これだけ大きな規模の国家資格試験は他にありません。
そのなかでも、初級シスアドは他のパソコン関連資格の中でも知名度は一番です。
国家資格ということで信頼度が高いものとなっています。もちろん企業からの評価も高く、この資格試験を取得した社員に対して手当てを支給しているところも多いようです。
企業の中には、昇進するためには初級シスアドの資格を取得しなければならないところもあるようです。業務の中にパソコンシステムを多く取り入れている場合ですね。またはソフトウェア開発などをする会社であれば当然といえるでしょう。
また、初級シスアド試験は、ある特定企業の製品に関する資格ではない、という大きな特徴があります。
マイクロソフトやオートデスクなど、民間の企業が自社製品のソフトに関して、パソコン資格を認定している企業があります。
このような資格では、試験内容は特定企業に製品について、その使用方法や知識などをと問いかけるものとなります。この場合はそのソフトの普及率が高くなければ資格の意味もありませんよね。マイクロソフトオフィスであれば文句なしでしょうけど。
それに対して、国家資格である初級シスアドの資格試験ではパソコンやその周辺機器、ネットワークなどに関して総合的に問いかけるものとなります。
つまり特定の製品に関する利用スキルを問われるものではないんです。
そのため、このパソコン資格を取得するためには、ある特定の製品に特化した知識や技術を修得するのではなく、汎用性の高い知識や技術が必要となるのです。
ITに関する基本知識を、幅広く知悉している必要があるということですね。
それでこそ、パソコンやソフトウェアが変わっても、応用の利くIT知識だといえます。
受験者や企業から高く評価される背景には、このような理由があるようです。
