パソコン上で印刷物のデザインを行うデスクトップパブリッシング。
そのスキルに対する資格にプロフェッショナルDTPというものがあります。しかしいきなりプロフェッショナルといわれるとなんだか難しそうで腰が引けてしまいますね。
そんな人のために、プロフェッショナルDTPの下位に「ディレクションDTP」という資格があります。というか、プロフェッショナルDTP資格を取るにはまずディレクションのほうを取っておくべきなのですけど。
ディレクションDTPという資格は、パソコンで印刷物などのデザインの編集をおこなう編集者、または企業の広報担当などを対象とした資格です。
これをうまくやれるかどうかで、その印刷物を見る人への訴求力が大きく変わってくるわけですから大事な仕事ですね。例えば広告のデザインを作るとして、その広告を見た人のうち1%の人が買ってくれるのと2%の人が買ってくれるのとでは儲けに2倍の差ができますからね。
ディレクションは監督や指揮という意味ですので、ディレクションDTPは様々な印刷物のデザイン構成などを的確に監督したり、指揮したりする能力が問われます。
実際に印刷物を作る際は、多くの工程に分かれますので、それをすべて視野に収めつつ指揮しなければなりません。
原稿や各種データの作成依頼、データ出力や納品後の修正、印刷物の発注などその工程はさまざまです。
そのため、これらの工程を指揮、監督し、全体をコントロールできる人が必要となってくるのです。
具体的には印刷物の企画段階から参画し、制作スタッフに的確な指示をしながら紙面構成を決定します。
そしてレイアウト決定後、原稿を発注します。
仕上がった原稿に対して確認を行い、印刷の発注までを行います。
DTPマネジメント資格の試験は、細分化された工程をマネジメントし、印刷物を確実に仕上げるまでの業務が対象となります。
ディレクションDTPは、このようなDTPワーク全体をマネジメントできる能力が問われることから、印刷物の編集者や広報担当の職種に就いている人に向いている資格となります。
プロフェッショナルDTPの受験資格の1つにディレクションDTP保持者というものがあります。
最終的にプロフェッショナルDTPの資格が欲しい人は、ディレクションDTPを取ることからはじめるとよいでしょう。
